手作り和菓子:練り切りで表現する四季の彩り
さくらの日記
日本の美しい景色と心温まる物語
日本の伝統的なお菓子である「和菓子」は、味覚だけでなく視覚でも四季を楽しませてくれます。特に、茶道の席で出される上生菓子の一つ「練り切り(ねりきり)」は、その芸術性の高さから食べるのがもったいなくなるほどです。
練り切りは、白あんに求肥(ぎゅうひ)を混ぜて練り上げたもので、非常にきめ細やかで柔らかい生地です。これに食用色素で淡い色をつけ、布巾や木型、へらなどを使って、花鳥風月を形作っていきます。
春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は雪うさぎ。練り切り職人の指先から生み出される小さな芸術は、季節の移ろいを教えてくれる便りでもあります。先日、自分でも簡単な菊の花の練り切りに挑戦しましたが、不格好ながらも、季節を愛でる日本の心に触れる貴重な体験となりました。